私は携帯電話の他にPHSも所有しています。
長年使用してきたKX-HV210のバッテリーが持たなくなってきたためにここらで機種変更をと考え、W-ZERO3[es]を手にすることとなりました。
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あくまでもPIMとしての使用を前提としているため、システム手帳っぽいカバーを取り付けています。

閉めるとこんな感じです。いかにも手帳っぽいでしょう。
で、この端末に変更したひとつの狙いに、
”A-SurveyCEをW-ZERO3[es]上で動かす!かつTSとオンラインさせる!”
がありました。
ソフトの導入自体はWM5.0なので簡単にできました。
次にオンラインするためにはW-ZERO3[es]の持つUSBホスト機能を活用する必要があるため、USBホストケーブルを調達しました。ウィルコムストアでも販売していましたが、後々の取り回しのことを考えて、
http://pocketgames.jp/modules.php?op=modload&name=Shop&file=index&req=viewarticle&artid=544のL型コネクタ採用の変換アダプタを購入しました。

この先端にUSB-RS232C変換ケーブルを接続するだけです。
手元にあるUSB-RS232C変換ケーブルは、
ラトックシステムのPocketPC2003、Windows Mobile 2003などに対応した製品でもあるREX-USB60Fと、バッファローのBHC-US01/GP及び秋月電子のUSB-シリアル変換ケーブルの3本です。(いっぱいあるね。)
REX-USB60Fだけはメーカーの供給するドライバがあるのでそれをインストールするとCOM0として認識されました。
残りの2本については、
http://www.softclub.co.jp/~zoro/ce/にある、232usb - RS232 USB Serial Driverを導入することにより、COM2ポートが割り当てられました。

232usbの設定画面。

ターミナルソフトが認識しているポート(COM0とCOM2があるのをご確認ください。)
ところが、このターミナルから、TPS1100へaコマンド又はbコマンドを送ってみると、COM2からは信号が通り、TPS1100の電源制御ができたのですが、COM0からはうまく行きませんでした。
でも片方でうまくいったので、A-SurveyCEを起動して、

こんな感じでオンラインをすることができました。
ちなみにこの時点でminiSDカードのライセンスを所有していなかったので、HUBをかませてカードリーダーからIPAQで使用しているSDカードを接続してみました。

このままでは相変わらず「ユーザー登録されていません」と言われてしまいますので、
http://homepage3.nifty.com/A-Survey/page086.htmlから、
http://homepage3.nifty.com/A-Survey/Card.lzhをダウンロードしてきて、card.txtの内容を
CF=リムーバブル ディスク
SD=SD Card
PC=PC Card
と書き換え、A-SurveyCEのフォルダに放り込むと、見事に認識されました。
miniSDのライセンスを購入したらこのデータファイルは破棄したほうが良いかも知れませんね。
結論:W-zero3[es]は電子野帳になります!!
但し、私も未だ現場で使用して降りませんので実用性につきましてはIPAQに何歩も譲ることになるでしょう。
あと、大きな現場データになると、私の所有するhx2410の方が描画がはやいです。CPUクロック520MHZ以上の方が快適だと思います。
でもいつもデータを持ち歩いてちょっとした計算ができるので結構期待大だと思います。
課題:REX-USB60Fで運用できるようになりたいですね。
こっちのケーブルは作者様にD-sub9ピンの部分をライカのコネクタに交換してもらっているのでとり回しが良いんですよね。
この件に関する元ねたは、
http://blog.project92.com/cat5/wzero3es/からいただきました.
posted by hiraizumi at 18:12|
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